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練習日記
某短距離OBの練習後感です
 
 
練習日記
社会人にもなって毎週土曜日に練習に参加しているOBの練習の感想です。
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題名:ホワイトベース理論 日付:2006年3月11日

だいぶ遅れての更新となってしまい、申し訳ありません。この日も私練習に行けなかった為、関川に書いてもらいました。後半部分、短距離は必読です。役に立つかどうかは分かりませんが・・

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皆様、お久しぶりです。いつものOBその3、関川です。
今週も福田さんがいらっしゃらなかったので、関川日記をお届けします。

さて、今日の練習は駒場競技場にて行われました。集合は10時・・・
わたくし、現在(いつも?)訳あってヒマジンのため、睡眠時間はたっぷり取っているのですが、 目が覚めると既に10時。 おそらく練習やりたくない病でしょう。 普段であれば間違いなく、近所で練習して終わりにするのですが、 今日は集合に行かなければならない理由があります。そう、バレンタインのお返しです。

仕方なくダッシュで支度をして駒場競技場に向かいます。 とても天気が良かったためかちょくちょく渋滞にはまり、到着は1時頃。 誰もいなかったらどうしよう・・、という不安にかられたのですが、競技場に 入ると短距離が最後のバウンディングをやっているところでした。
やれやれ、間に合ったか。さてお返し。チョコくれた女子マネ蒲は・・・、
いない・・・・
なるべく考えないようにしていましたが、恐れていたことが 現実となりました。こうして私の土曜日は終わるのでした。チャンチャン。


と、これではさすがにられるので、見た限りでの練習報告。

原田監督は本日はお休みだったのでしょうか。 沼澤先生はいらしていて、見慣れない普段着の男と 3人で話をしていました。よくよく見たら久しぶりに登場、林の同期、斉藤でした。 今日は勤務明けということで練習はしていませんでしたが、 なにやら3人でスロートレーニングについて アツく語らっていたようです。
あとは、八本さんがいつも通り練習をしています。八本さんは私の練習にも付き合って くださったので、5時間くらいぶっ通しで練習をしたのではないでしょうか・・。

練習内容ですが・・・、わかりません!すいません・・。
距離は恐らく明日の立川ハーフに向けた調整をしていたことでしょう。
立川ハーフの様子はこちら
距離は、ごめんなさい・・。
距離は、何か走った後に補強でバウンディング、という感じでしょうか。 見ているとバウンディングの上手い下手はそのまま走力の差に現れているように感じます。 暖かくなってきて怪我の心配も少なくなってきたのでジャンジャン跳んでほしいものです。

練習に関してこれ以上書けなくなってしまったので、バウンディングで私が 最近意識していることでも。
※注 ここから下は無駄に長くなってしまったうえに、陸上部に関することは何も書いていないので お急ぎでない方のみお付き合いください・・)

主に意識している動きは以下の3つです。
1.ハムに乗る
2.振り上げ足の力
3.鉛筆グニャグニャ


1.ハムに乗る
もうこれは大前提ですね。 腿の前半分(大腿四頭筋)はブレーキ、後ろ半分(ハムストリングス)はアクセル だと思っています。前に進みたければなるべくブレーキをかけずにアクセルを踏む。 大腿四頭筋はなるべく緩めて、ハムストリングスに乗っかる感じで。 福田さんに言われて、私も腿の前でバウンディングをやってみたら 見事に前につんのめってしまい、初心者っぽいバウンディングになりました。 バウンディングのときに上体が前に倒れてしまう人は意識すると良いと思います。

2.振り上げ足の力
私はたまに腕を後ろで組んで、足だけでバウンディングをします。 これは、振り上げ足を使う感覚を意識するためにやっています。 V字腹筋をするように頭と足を上げた状態で、右足だけバタバタと上下に 動かすと(この時左足は動かさない)、上体がグラグラと揺れます。 今度は、右足の上下上下に合わせて左足を下上下上とバタ足のように動かすと 上体はピタッと安定します。 これと同じことを立った状態でやろうとしているのです。 速く、遠くへ進もうとするとどうして踏み切り足を後ろに強く動かすことに 意識が行ってしまい、バランスが崩れまくってそのバランスを取るために 腕を使うことになってしまうので、だいぶもったいないと思います。 膝が遅れて出てくる人はたぶんこの状態になっているかと。 まず下半身のみでバランスを取って腕をフリーにしておけば、残った腕を さらに前に進むために使うことができると思いませんか? その話は次の3で。

3.鉛筆グニャグニャ
私は陸上選手としては致命傷と思えるほど身体が硬いのですが、 走っているとなぜか周りの人から動きが柔らかいと言われることがあります。 何でそうなるのかなと考えていたときに思いついたのがこの鉛筆グニャグニャ。 鉛筆の端を持って上手く上下に揺らすと鉛筆が曲がって見えるあの動きです。 鉛筆の端の部分を支点にして動かしても鉛筆は硬い棒のまま 上下に動くだけですが、鉛筆の真ん中を動かさないように意識すると 鉛筆がグニャグニャに柔らかくなったように見えますよね。 動きの支点を鉛筆の端にするのではなく、鉛筆の真ん中にする意識。

これを足の骨一本一本をそれぞれ1つの鉛筆と考えて動かすパターンと、 右足のつま先から右肩まで、左足のつま先から左肩までをそれぞれ1つの鉛筆として 動かすパターンの2パターンで意識できるように練習しています。

まず骨一本一本。意識しやすいと思う大腿骨を例に。 これまでは股関節を支点にしてひざを振る意識が強かったのですが、 この支点を大腿骨の真ん中にしました。つまり、大腿骨の真ん中を支点にして 膝側を後ろに押し、股関節側を前に出す感覚。 まあ、意識の中での動きなので、実際にどうなっているかはわかりませんが、 私の中では革命的な変化です。

そして同じことをすねの骨(脛骨でしょうか)でもやります。 足首側を後ろに押し、膝側を前に出す。 で、この2本の骨の動きを一歩下がって足首側から順番に見てみると

すねの骨の足首側を後ろに押す
→すねの骨の真ん中を支点として、すねの骨の膝側が前に押し出される
→すねの骨と膝でつながっている大腿骨の膝側をさらに後ろに押す
→大腿骨の真ん中を支点として、大腿骨の股関節側がさらにさらに前に押し出される

2段階で加速する感覚。ガンダムがホワイトベースから出撃するときに カタパルトで打ち出される感覚。カタパルトの速度+ガンダムの脚力、みたいな・・。 余計わかりづらいですかね?

そして、さらにもう一歩下がって今度は右足のつま先から右肩までを一本の棒として見てみます。 このとき支点は右の股関節です。ここでようやく2で余らせていた腕の登場ですが、 腕と上体の力を使って右肩を前に押し出してあげると、その力が股関節を支点として つま先側を後ろへ押し出す。これで3段ロケット完成。 ガンダムで言うとホワイトベースの速度といったところでしょうか。

ホワイトベースの速度+カタパルトの速度+ガンダムの脚力

3段ロケット。なんかすごい良く進みそうです。アムロ行きます。
鉛筆グニャグニャと同じ理由で動きが柔らかく見えるというのはだいぶウソくさいですが、 支点を中心に持っていく感覚はわりと良いかなと思って最近テスト中です。 ガンダムとカタパルトは上手い具合にかみ合っているのですが、ホワイトベースがなかなか 仕事をしてくれません。やはり上体の筋肉不足でしょうか・・

こんなことを考えながら体を動かしていると、自分の体なのに自由にできないことが たくさんあってすごい楽しいです。
皆様もたまには陸上なんてどうですか?
 
題名:等々力にて 日付:2006年3月4日

掲載が遅れた上に、この日は集合に行く事ができませんでした。大変申し訳ありません。代わりに、八本くんに書いてもらいました。

 今日は等々力競技場で慶應大学と合同練習です。
短距離は150m、中距離は300-200-100-200-300、集合に遅れてしまったため、長距離は詳細不明です。ゴメンナサイ。なんか東大も混ざっていたような気もします。
 合同練習といいつつも、中距離は立教3人だけで走ってました。
短距離はショートもロングも同じメニューだったため、30人以上の大集団です。
150×2〜3セットと聞いたので、え、そんだけ?などとナメていましたが、
2セット終了時点で両校全滅状態。3セット目は誰もやる気配すらありません。ケツ割れ&気持ちも悪くなり、3セット目やっていたらきっとカエルの合唱になっていたと思われます。(♪ゲロゲロゲロゲロ♪)
 それにしても慶應はスピード高いです。立教(の短長チーム?)は全くスピードが上がりません。上げる練習をまだしていないので当然なのですが、このままシーズンインすると非常に悲しい結果になることウ・ケ・ア・イです。どんどんスピード上げていきましょう。

 帰り際には事件も起こりました。町の自転車がやけに元気ないです。
なんと空気抜かれた上にバルブまで持ち去られていました。
さすが川崎。モノの本によると川崎は全国でも指折りの治安が悪い地域だそうで。
ついでに空気も水質もかなり悪いようです。もうどうしようもないですね、川崎。
<2月の日記>
 
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